2024年12月19日(木)
寒さに負けず…

 今日は朝から、寒さが身にしみ、生徒のみなさんもカイロを持つなど、寒そうに登校していました。2学期もあとわずかとなり、もうひと踏ん張りですね。
 今は期末懇談中なので、部活動もいつもよりたくさんできます。太陽が照っていても、風が吹くと寒さが一段と厳しく感じられますが、多くの生徒がグラウンドで声を出しながら、寒い中頑張っています。この時期はなかなかモチベーションもあがりにくいですが、寒さに負けず、地道に練習を重ねているこの時間は、きっと来年度につながっていくはずです。酷暑で夏休みに思うように練習ができなかった分、冬休みに頑張ってくださいね。

 そして寒い中、頑張っているものがあります。生徒のみなさんも登下校の際に目にしている花壇の花です。10月の終わりに、保護者や地域のみなさんといっしょにボランティアの生徒のみなさんが植えてくれた花が、今では根をしっかりと張って、きれいに咲いています。寒い中でもこうやってきれいな花を咲かせているのを見ると、寒さに負けず頑張ろう!という気になりますね。春にもっと花が咲いているのを想像すると楽しみでもあります。
 2学期もいよいよあと2日、寒くても最後まで頑張ってくださいね。

2024年12月18日(水)
第3回生徒会ラジオ

 今日の給食時間に「第3回生徒会ラジオ」の放送がありました。今回のメインパーソナリティは副会長と図書委員長で、ゲストが生徒会執行部の皆さんです。
 「ありがとう10000回プロジェクト」の取組で、今回12月に集まった各組ブロックの「ありがとう」は1305枚でした。そして、現在まで集まった「ありがとう」の総数は、7464枚になりました。
 「○○さんへ ミシンの下糸ができなかったときに、助けてくれてありがとう。○○より」「○○先生へ 困ったとき、相談に乗ってくれてありがとうございます! ○○より」など、いくつかの生徒間の「ありがとう」メッセージに交じって、先生への「ありがとう」メッセージも紹介されました。
 この取組は、素敵な「ありがとう」を見付け、集めることを通して、「自分たちで自分たちの生活をよりよくする廿日市中学校」を目指しています。
 これからも、廿日市中学校が「ありがとう」であふれるといいですね。

2024年12月18日(水)
違いを乗り越えて~台湾交流から~

 先日、廿日市市が姉妹都市提携をしている台湾基隆市の中学校等への訪問事業に参加した本校の3年生が、学年の仲間に対し「台湾基隆市訪問報告会」を行いました。
 今日は1年生が、その時撮影した訪問報告会のVTRや廿日市市教育委員会が作成したDVDの鑑賞を通して、異文化理解を深める学習に取り組みました。
 生徒たちは、「外国には日本とは違う文化があってびっくりした。その文化になじんで分かり合えるかは、人それぞれだと思った。分かり合えそうになくても、分かろうとする心がやっぱり大切なのかなと思った。」「うまくいかなくても大丈夫というのがすごくいい。台湾の人も日本を尊重しているし、日本も台湾の人を尊重していて、相手のことを分かろうとするのはめっちゃ大事だと分かった。」
 「日本には日本なりの良さやすばらしさがあるけど、他の国にも他の国の良さやすばらしさがあることに気付いて、今よりも興味をもった。」など、先輩の話から、少しでも異文化理解・自文化理解を深めることができたのではないかと思います。
 来年度は、廿日市市が基隆市の中学生を迎える番です。廿日市中学校にもぜひ来てもらって、「廿中ソーラン」でおもてなしをしたいですね。そのために、まずは、英語力アップから…。

2024年12月18日(水)
「朝学習」が定着してきました

 10月から始まった、3年生の希望者が、水曜日の朝、廿中図書館に集まって、自主的に学習を行う「朝学習」がしっかりと定着してきました。
 朝の7時半から「朝学習」が始りますが、参加している生徒たちは、学校が用意した数学や英語のテキストを中心に、集中して学習に取り組んでいます。
 分からないところは、「おおとり応援団」の学習支援ボランティアの方や3年生の先生にヒントをもらって、課題にチャレンジしています。悩んでいた問題が解けた時には、思わず笑みがこぼれます。
 朝は早いですが、受験に向けた学習習慣をしっかりと定着させる目的も踏まえた「朝学習」です。2学期は今日が最後になります。3学期になると、1月からは、いよいよラストスパートですね。目標の実現のため、みんなで頑張っていきましょう。
 学習支援ボランティアのみなさん、今日も朝早くからありがとうございました。3学期もよろしくお願いします。 

2024年12月17日(火)
みんなのために

 昨日は、大掃除で教室のワックスがけをしたため、朝登校した時には、教室の机と椅子が、廊下や渡り廊下にずらっと並んでいました。
 朝早く来た人が、協力して机と椅子を教室に入れてくれました。ありがとうございました。

 そして、机と椅子がなくなった廊下や渡り廊下には、机や椅子に付いていたホコリやゴミ、髪の毛などが散らばっていました。それを、何人かの生徒が、掃き掃除をしてくれて、廊下や渡り廊下が元どおりにきれいになりました。
 ホコリやゴミが散らばっている廊下とかを歩きたくないですよね。みんなのために、わざわざ掃き掃除をしてくれてありがとうございました。
 このように大掃除の後だけでなく、雨の日は泥や砂が玄関前の廊下や階段に上がります。掃除時間でなくても、活動場所が汚れていたら、自主的に周りに声をかけて、みんなのために簡単な掃除でもしようかと思える皆さんであってほしいなと思っています。

2024年12月16日(月)
第3回ありがとう委員会

 生徒会「ありがとう1万回プロジェクト」を実行するため、「第3回ありがとう委員会」が開催されました。今回の担当は文化委員と図書委員です。
 組ブロックごとに分かれて、各クラスで集まったたくさんの「ありがとうの実(感謝のメッセージが書かれたハート型や星形の台紙)」を「ありがとうの葉っぱ」に工夫して貼り付けました。
 今回も、各クラスからたくさんの「ありがとうメッセージ」が集まりました。授業のこと、係のこと、委員会のことだけでなく、何気ない日常の「ありがとう」もたくさんありました。人に感謝することは、幸福感が高まり、気分や身体、人間関係にポジティブな影響があると言われています。
 たくさんの「ありがとう」を見付けてくれた廿中生の皆さん、ありがとうございました。そして、その「ありがとう」をまとめてくれた文化委員、図書委員の皆さん、ありがとうございました。

2024年12月16日(月)
2学期末大掃除

 年に3回ある学期末の大掃除の日です。いつもの担当場所をいつもの倍の時間の20分間、掃除をしました。普段より10分長いため、隅々まで掃除ができました。
 そして仕上げは、各クラスの美化委員を中心に教室のワックスがけです。美化委員長が用意したワックスがけのセットを掃除倉庫に取りに行き、教室をピカピカに仕上げます。
 2・3年生は慣れたものですが、1年生も1学期に続いて2回目ということもあり、テキパキとワックスがけをしていました。
 2学期もあと1週間。お世話になった教室をきれいにすることで、気持ちをリフレッシュして、3学期、さらにステップアップしていきましょう。

2024年12月16日(月)
修学旅行の取組

 2年生が、修学旅行へ向けて取組を始めています。今日は、「班長」「学習」「生活」「保健」の各係に分かれて、係会が行われました。
 「生活」係では、ホテルや新幹線などでのルールやマナーについて、昨年度のしおりの内容を基に、加筆したり、修正したり、削除したりして、自分たちの修学旅行に合わせた内容になるよう、クラスごとに話し合いました。
 「学習」係では、しおりに挿入する学習の参考となるページを作るため、クラスで分担して、レイアウトを考えたり、学習クイズを作ったり、訪問場所の詳細を調べたりしました。
 これから、各係とも活動が活発になります。係会で確認したことを、班のメンバーに確実に伝える必要があります。一人一人が自分の仕事に責任をもって、みんなが楽しく、思い出に残る修学旅行になるよう準備をしていきましょう。

2024年12月13日(金)
最後の読み聞かせ(3年生)

3年生は、昨日、最後の「クリスマス献立」を楽しみましたが、今日は中学校生活最後の「朝の読み聞かせ」がありました。
 読書ボランティアの方は、毎回、いろいろなジャンルの本を持ってきてくださり、話の世界に引き込まれるような読み聞かせをしてくださいました。年に2回ですが、この読み聞かせを楽しみにしていた人も多かったことと思います。3年生のみなさんは、幼児ふれあい体験で、絵本の読み聞かせを体験しているので、感情を込めて、抑揚をつけながら読むことが難しいことを知っていると思います。
 3年生に、ボランティアさんたちが用意してくださった本は、1組「とべバッタ」「かしこいグレーテル」、2組「ストーリーテリング パンドラ『ギリシア神話』」、3組「うた恋い。」「超訳百人一首」、4組「戦争をやめた人たち-1914年のクリスマス休戦-」、5組「メメンとモリ(メメンとモリとちいさいおさら)」「ぼちぼちいこか」です。
 「勇気を出せばなんとかなる」「苦しみも希望の活」「今を大切に生きよう」「失敗してもあきらめずに進んでいこう」など、今の3年生へ向けてのエールが込められていたのではないでしょうか。

2024年12月12日(木)
SHR組ブロック集会

今年度、廿日市中学校では、行事や学校生活で、3年生を中心に組ブロックごとの縦割り集団で交流活動を行い、一体感を高めてきました。
 組ブロックの一体感を一層高め、縦割り集団活動を廿日市中学校の伝統とするため、帰りのSHRの時間を使って、生徒が企画・運営する活動やそれに参加する活動を仕組み、廿中生一人一人の「思考力・表現力」「主体性」「自己有用感」を育み、よりよい学校生活を目指します。
 そして今日は、1組・2組・3組ブロックが、SHRの時間を使って、初めて集会を行いました。
 体育館が会場の2組ブロックは、まず、1・2年生から2学期に決めた目標の振り返りや、3学期に向けての決意を発表し、次に、3年生による冬休みの過ごし方についての話がありました。特に勉強の仕方のコツは、先輩たちの失敗経験も含め、今後どのように過ごしたらよいかを具体的に話してくれました。
 その後、余った時間を使って、「猛獣狩り」で5人組を作り、「アドジャン」のレクリエーションです。いつも一緒にいる仲間とグループを作れた人もいれば、先輩・後輩でグループになった人もいましたが、それぞれが楽しそうに交流を深めていました。
 終わった後は、「3年の先輩方から勉強の仕方を教えてもらい、とても参考になった。」「知らない人とグループになったけど、いろんな考えの人と交流できて、面白かった。」などの感想が聞かれました。めったにない、他学年との交流を楽しめたようです。
 準備期間がほとんどない中での初めてのSHR組ブロック集会ということで、3年生は運営が大変だったと思いますが、縦割りブロック集会の形づくりに挑戦しようとする姿を見せてくれました。
 この取組の趣旨を踏まえて、次回はさらに内容を工夫して、さらに進化(深化)した、廿日市中学校をみんなで創っていけたらよいですね。

2024年12月12日(木)
おいしくいただきました!~クリスマス献立~

 今日は、給食を楽しみにしていた人が多かったと思います。なぜなら今日は、「クリスマス献立」の日だからです。毎年「クリスマス献立」には、「お楽しみデザート」があり、わくわく感が増します。
 今日のメニューは、ツイストパン、牛乳、ローストチキン、こふきいも、ベーコンとかぶのスープで、期待のお楽しみデザートはチョコレートのケーキでした。
 クリスマスに家で食べるケーキもおいしいですが、学校の教室でみんなで食べる給食のケーキは、なぜかすごくおいしく感じますよね。クリスマスを感じさせてくれるメニューにみんな大喜びで、楽しみながら食べていました。
 3年生にとっては、中学校生活最後の「クリスマス献立」で、大切な思い出の一つになったのではないかと思います。
 廿日市学校給食センターのみなさん、いつもおいしい給食をありがとうございます。

2024年12月11日(水)
避難訓練「垂直避難」

 廿日市中学校は海のそばにあるため、その立地から、大地震が起きれば、津波が襲ってくる可能性が十分あります。
 1か月前、南海トラフ巨大地震による津波警報により、桂公園まで逃げる「高台避難」を想定した避難訓練を行いました。南海トラフ巨大地震は、太平洋を震源とするため、ここまで津波が到達するまで時間がかかるので、地震が収まった後、桂公園まで逃げる時間を十分確保できます。
 しかし今回は、広島湾から山口県岩国市沖にかけての安芸灘の西側にあたる海底に分布している「安芸灘断層群」で大地震が起こり、中学校の沿岸にもすぐに津波が到達し、桂公園まで逃げる時間の確保ができないことを想定して、「垂直避難」の訓練を行いました。
 今回初めての「垂直避難」の訓練でしたが、授業を受けていたそれぞれの棟の最上階に、生徒全員が速やかに避難し、約4分半で点呼が完了しました。
 今回の避難訓練を通して、うまくできたこと、改善すべきことを整理して、さらに点呼完了までの時間を短縮して、不測の事態に備えたいと思います。

2024年12月11日(水)
表彰披露

 今日は表彰朝会で、各分野で活躍した廿中生の表彰披露を行いました。今回、表彰披露したのは、「第140回日本語ワープロ検定試験」「20242025年度ライオンズ国際平和ポスター・コンテスト」「令和6年度JA共済広島県小・中学生書道・交通安全ポスターコンクール」「令和6年度中学生の税についての作文・書写」「裏千家茶道奨励」の各分野で、素晴らしい成績を修めた生徒のみなさんです。
 今回も、たくさんのみなさんの表彰披露を行うことができました。受賞した皆さん、おめでとうございます。

 いろいろな分野での廿中生の活躍は、廿日市中学校の誇りであり自慢です。そして、心からその頑張りを讃えてくれる皆さんも、誇りであり自慢です。

 各分野でのみなさんの活躍は、廿日市中学校のみんなを幸せにしてくれます。これからも、Well-Beingな廿日市中学校の実現のため、皆さんの活躍に期待しています。

 今回、時間の都合で、すべての表彰披露はできませんでしたが、続きは終業式の日にその時間を設けます。楽しみにしておいてくださいね。

2024年12月10日(火)
中学生による「税の作文・書写」表彰式

 本日、校長室において、廿日市税務署長様をはじめ4名の方にお越しいただき、「中学生による『税の作文・書写』表彰式」が行われました。本校からは、作文で4名、書写で6名の計10名(うち2名が本日欠席)の生徒が、「廿日市税務署長賞」をはじめとする各賞の表彰を受けました。
 この事業は、「納税道義の高揚」を図る活動として、次代を担う中学生に「税の正しい理解者」として育ってほしいという願いが込められています。
 「作文」は国税庁と納税貯蓄組合連合会の共済事業として58回、「書写」は中国納税貯蓄組合連合会の事業として46回、これまで脈々と受け継がれています。
 毎年、廿日市中学校はたくさんの生徒が応募するということで、関係者の皆様も大変感謝しておられました。作文や書写を通して、税について考え、税を正しく理解していくきっかけにしていければよいですね。

2024年12月10日(火)
自己表現練習・面接練習

 3年生がいよいよ受験モードに入っています。今日は、広島県公立高等学校入学者選抜を受検する生徒が「自己表現」の練習を、私立高等学校の推薦入試を受験する生徒が「面接」の練習を行いました。
 「自己表現」では、自分がこれまで努力してきたことや目標としていることなどを、手持ちの資料を使って説明する生徒もいました。また、5分という持ち時間がほとんど余ってしまい、表現の内容をもう一度見直そうとする生徒もいました。

 「面接」では、面接官から聞かれたことに答えるのですが、「なかなか思うように答えることができなかった。」「あいさつの声が小さかった。」など、反省することのほうが多かったみたいです。
 今は、何度でも失敗を繰り返してもよいので、本番に向けて「自己表現」や「面接」の精度を高めていけるといいですね。最後は、「その志望校に絶対行くんだ!」という気持ちを、自分らしく熱意をもって伝えられることだと思います。

2024年12月9日(月)
いつでもいえる円の性質を見つけよう!

 3年生が数学科の授業で、GeoGebra(ジオジェブラ)というアプリケーションを使って、いつでもいえる円の性質について、各班で協力して考えをまとめています。
 個人で考えた後は、班で意見を共有して、考えをまとめてロイロノートで提出します。そして、各班の意見をクラス全体で交流して、いつでもいえる円の性質を確認していきます。「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実していくよう学習活動が行われています。
 GeoGebraでは、タブレット上の図の中で、弧に対する中心角と円周角の角度が、自然に表示されるので、円の性質を見付ける学習にはとても役立ちます。
 生徒たちは、ICTを有効に活用して、楽しそうに授業に臨んでいます。

2024年12月9日(月)
心の発達

 1年生は、保健体育科(保健分野)の授業で、9月に体の発育と発達について学習しましたが、今は心の発達について学び、考えています。
 まず、今の自分と小さかった頃の自分を比べると、考えや感じ方がどのように変わったかを振り返り、交流し合いました。今は、難しい言葉を使うこともでき、先のことを考えられるようになり、また、勉強、運動、話す、読む、書くこともできるようになっていますね。

 幼い頃は、直感的に物事を決め、周りの雰囲気や大人から言われたことで判断していたのに対し、今は、様々な経験や学習を積み重ねはりすることで、筋道を立てて考え、自分で判断できるようになっています。
 これは経験や学習の積み重ねによって、「知的機能」が発達するからです。それと合わせて発達するのが「情意機能」です。人間は、生まれた時には「興奮」しかありませんが、次第に感情が芽生え、友情を育むようになり、自分の意志もはっきりしてきます。「情意機能」は人間関係の深まりや達成感や充実感、感動体験によって発達させることができるそうです。
 これらのことから、毎日の授業はもちろんですが、学習や部活動などで練習を積み重ねること、そして、たくさんの人と触れ合い、行事等に一生懸命取り組むことは心の発達に大切ということが分かりますね。
 中学生の3年間は、身体だけでなく、心も大きく成長する時期です。毎日の何気なくやっていることが、心の成長につながります。どんなことにも一生懸命、前向きに取り組んで、心身ともに大きく成長してくださいね。

2024年12月6日(金)
台湾基隆市訪問報告会(廿中編)

 廿日市市教育委員会の主催で、10月15日~19日の間、市内各中学校から1名ずつ計10名が、姉妹都市提携をしている台湾基隆市の中学校等を訪問しました。
 訪問の目的は、これからの社会で活躍するためのベースとなるグローバル・マインドを醸成し、外国語による実践的なコミュニケーション能力を高めるとともに、異文化・自文化理解を深めることです。
 本校からも3年生の生徒が参加し、今日、5時間目に3年生を対象にオンラインで訪問報告会を行いました。報告会では、写真などから、訪問した時の様子がよく伝わってきました。

 中学校を訪問した時には、盛大な歓迎を受け、日本にはない部活動を経験したそうです。テレビでよく見かけるようなおいしそうなものもたくさん食べたそうです。でも、いちばんおいしかったのは、ホストファミリーのお母さんがつくってくれたごはんだったそうです。ホストファミリーと過ごした時間はきっとかけがえのない時間になったことでしょう。
 台湾のトイレは和式のものが多く、なんとトイレットペーパーが置いていないというのは驚きましたね。
 この訪問を通してみんなに伝えたいことは、「うまくいかなくても大丈夫」ということだそうです。「はじめは『帰りたい。』と思った時もあったけど、だんだんと『来てよかった。』と思えるようになった。」と話していました。これからの自分を支えてくれる素敵な経験ができたことは、何よりの財産だと思います。
 来年は、台湾基隆市から中学生がやってくるので、その時は、広島そして廿日市の魅力をしっかり紹介して、「来てよかった。」と思ってもらえたらいいですね。

2024年12月6日(金)
野菜をおいしく調理しよう!

 2年生が技術・家庭科(家庭分野)の授業で学習しているのは、みんなが大好きな調理実習です。今回の目標は、「野菜をおいしく調理しよう!」です。
 生徒たちが挑戦する献立は、「ほうれん草の胡麻和え」「肉じゃが」「野菜スープ」「ご飯」の一汁二菜で、グループ内で調理の分担を決め、協力しながら実習に取り組んでいます。
 生徒たちは、野菜の切り方(せん切り、半月切り、くし形切りなど)や、加熱すると組織が軟らかくなったりすることを、実習を通して学んでいます。
 また、青菜は加熱のしすぎなどによって色が悪くなることから、それを防止する方法も合わせて学んでいます。
 インフルエンザが流行していますが、野菜をたっぷりとって元気に過ごすためにも、今回学習した調理方法はきっと役に立ちますね。

2024年12月5日(木)
3Dアートボックス完成へ

3年生が美術科の授業で制作している、3Dアートボックスが次々と完成しています。
 生徒たちは、自分がイメージしたテーマに沿って、平面の絵柄を前後に何枚も重ね合わせ、3次元的な情景を作り出して表現しています。
 3Dアートは、奥行きと陰影に深い味わいがあり、作り方によっては、奥行きがより深く見えたり、手前の絵が飛び出しているように見えたりする不思議さがあります。
 完成した作品の出来栄えはどうでしょうか。立体感をしっかりと表現することができましたか?

2024年12月5日(木)
放射性物質トレーディングカード

 2年生が理科の授業で、放射線を出す物質(放射性物質)について学習しています。放射線は、核燃料から出ていたり、自然界に存在し地中や空気中の物質から出ていたり、宇宙から降り注いだりしています。
 放射性物質はいろいろあり、「トリチウム」「炭素-14」「カリウム-40」「マンガン-54」「コバルト-60」など、それぞれ特徴があります。

 そこで、放射性物質の性質を理解するために、それらの特徴を捉えたキャラクターを考え、そのトレーディングカードを作り、全体で共有することで学習を深めようとしています。
 自分が担当する放射性物質が決まったら、それぞれがその物質の特徴を調べ、その特徴が分かるようにキャラクターとして表現しました。
 生徒たちは、担当した放射性物質を調べることで、放射線の性質とその利用について主体的に学ぼうとしています。放射線は、医療や農業に利用され、なくてはならないものである反面、少量であっても継続的に受け続けると、人体に影響が出る可能性があります。

 東日本大震災以降、社会において、放射線に対する不安が生じたり、関心が高まったりしています。今回の学習を通して、放射性物質のメリット・デメリットを理解し、自ら思考・判断できるようになってほしいと思っています。

2024年12月5日(木)
世界の諸地域の振り返り

 1年生が社会科の授業で、学習した世界の諸地域について振り返りをしています。
 これまで、アジア州、ヨーロッパ州、アフリカ州、北アメリカ州、南アメリカ州、オセアニア州の各州に暮らす人々の生活を基に、各州の地域的特色を学んだり、地域で見られる地球的課題の要因や影響を地域的特色と関連付けて多面的・多角的に考察したりしてきました。
 今回、生徒たちは班ごとに、これまで学んだ各州のことを、教科書や資料集、ノートを見ながらクイズ形式でカードにまとめています。
 「いざ問題を作ろうとすると難しい。」「○○の意味って何だったっけ?」など、これまで学習したことのキーワードを思い出しながら、教科書を読み返したり、班のメンバーと内容を確認しながら問題を作ったりするので、自然に学習の振り返りが行われています。

 その後、班のみんなで作成した世界の諸地域の振り返りカードを、すごろくのマスに貼って、今度はゲームをしながら、世界の諸地域をさらに振り返ります。

 1マス、1マスのクイズを楽しみながら、学習した世界の諸地域について、さらに学びを深めていきたいですね。

2024年12月4日(水)
第2回生徒会ラジオ

 今日は、給食時間に「第2回生徒会ラジオ」の放送がありました。今回の担当は、メインパーソナリティを務める文化委員長と、給食委員長、保健体育委員長の3人です。
 前回の「生徒会ラジオ」では、生徒会長から、「ありがとう1万回プロジェクト」の説明がありましたが、今回は、その後、学校全体で集まった「ありがとう」の数の途中経過と、執行部が厳選した「ありがとう」の内容が放送されました。

 現在、廿中生が集めた「ありがとう」は、1・2学期合わせて4,584枚になったそうです。今職員室の前にブロックごとの5本の「ありがとうの木」が並んでいますね。
 そして、日常生活や文化活動発表会の中から、執行部が選んだ「ありがとう」が、その理由とともにいくつか紹介されました。どれも素敵な「ありがとう」でした。

 今回の「生徒会ラジオ」のトークを務めてくれた3名の皆さん。本当のラジオ番組みたいで上手でしたよ。次回は誰が担当してくれるのか楽しみですね。

 引き続き、校内にたくさんの「ありがとう」を増やしていきましょう。

2024年12月3日(火)
廿中の未来に投じた清き1票

 立会演説会を受けて、生徒会執行部役員選挙の投票が行われました。学年ごとの3会場には、選挙管理委員が立会人として投票箱を管理し、廿日市中学校の未来に向けて、公平・公正な選挙となるよう力を注いでくれています。選挙管理委員の皆さんの努力があって、この選挙が行われます。ありがとうございます。
 選挙で投票するという行為は、今の私たちの社会の仕組みである民主主義の基本でもあります。
 今回はロイロノートでマニフェストを配信したため、候補者のやりたいことが分かりやすかったのではないでしょうか。

 各クラスでは、真剣に演説を聞く生徒、演説を聞きながらメモを一生懸命取る生徒、ロイロノートで各候補者のマニフェストを再度比べる生徒など、一人一人が、廿日市中学校生徒会に所属する一人として、廿中の未来を見据えて、気持ちを込めて真剣な1票を投じてくれました。ありがとうございます。
 投票結果は明日になりますが、とりあえず結果は置いておいて、ここまで勇気を出して廿中の未来を築くため立候補してくれた皆さんと、推薦者として立候補者を応援してくれた皆さんの勇気に敬意を表します。

 廿中愛を感じる今日の演説は、皆さん素晴らしかったですよ。感動しました。

2024年12月3日(火)
マニフェストを見ながら立会演説会

 現生徒会執行部に変わり、次期廿日市中学校のリーダーを決める生徒会執行部役員選挙の当日を迎えました。
 投票に先立ち、選挙管理委員会運営のもと、立候補者による立会演説会が行われました。推薦者(応援者)に引き続き、廿日市中学校にかける思いを立候補者が語ってくれました。

 オンラインでの立会演説会と、手元で候補者の話をメモに取ることは、昨年と同じですが、今年は一つレベルを上げて、生徒会員一人一人が、ロイロノートで配信された立候補者のマニフェストを見ながら、演説を聞くという方法に挑戦しました。

 ユニバーサルデザインの視点で、演説内容を見える化したことで、演説に合わせてそれぞれの候補者の思いを確認したり、他の候補者との思いの比較ができたり、大変分かりやすいと好評でした。会員のみんなも、候補者を選ぶ際に参考にしやすかったのではないかと思います。
 そして、立会演説会の後は、いよいよ投票です。

2024年12月3日(火)
「カットイン」でシュートにつなげろ!

 3年生が保健体育科の授業で、ゴール型球技の「バスケットボール」に取り組んでいます。この時間のめあては「得点しやすい位置にいる味方にパスを出してシュートにつなげること」です。
 そこで、「カットイン」という、パスからシュートと効率よくボールを運ぶ技法を使うことになりました。「カットイン」はなかなか難しそうでしたが、パスを出して、素早く移動して、またパスを受け取り、シュートを決めた人もいました。
 いろいろな技法を習得すれば、ゲームも楽しくなり、盛り上がりそうですね。
 寒くてもみんなしっかり身体を動かしていました。受験勉強の気分転換にもなったかもしれませんね。
 楽しくて仕方ないという人もいると思いますが、バスケットボールは動きがハードなので、怪我には十分気を付けてくださいね。

2024年12月2日(月)
生徒会執行部役員選挙前日

 生徒会執行部役員選挙前日になりました。選挙管理委員の皆さんが、明日の選挙に備え、各学年の投票会場(3か所)の準備を行いました。
 投票箱は、廿日市市役所からお借りしました。選挙で使われる本物の投票箱です。入念に準備をして、当日を迎えます。

 一方、別室では、立候補者、応援者の皆さんが、明日の立会演説会に向けて、動きの確認を行いました。1か月弱の選挙運動期間でしたが、朝のあいさつ運動やクラス回りなど、選挙運動お疲れさまでした。

 どんな廿日市中学校を創っていきたいのか、明日はしっかりとアピールしてくださいね。皆さん、よろしくお願いします。

2024年12月2日(月)
高齢者にとって便利なものを開発しよう!

 3年生は10月の高齢者疑似体験学習で、高齢者の方が、普段どのようなことに困っているか、視野が狭くなるゴーグルをつけたり、体にサポーターやおもりを付けたりして、高齢者のものの見え方や体の動かしにくさを体験しました。
 3年生が、その体験を活かして、技術・家庭科(技術分野)の授業で、「高齢者にとってあったら便利なもの」を、計測・制御の技術を使って開発するという課題に取り組んでいます。

 グループごとにアイデアを出し合い、そのアイデアに沿って、音センサー、光センサー、タッチセンサー、加速度センサー、電子ブザーなどのパーツを選択して、計測・制御ロボットのモデルを作っています。

 ロボットを動かすためのプログラムは、高齢者にとって便利なものにしなければいけないのに、かえって危なかったりして、思ったような動きになりません。「もっとこうしたほうがいい。」「ここはこう動いてほしい。」という意見をグループで出し合いながら、プログラムの手順を変えたり、条件を変えたり、ロボット自体の形を変えたりするなど、試行錯誤してアイデアに近付けようとしています。

 社会で実際に使われている高齢者にとってあったら便利なものは、様々な条件をクリアして開発されています。でも、基本は、今皆さんが学習していることで、それが複雑に組み合わさってできています。

 今回、計測・制御ロボットのモデルを作ることで、社会で使われている様々なロボットが、どのような仕組みで動いているのか学習できますね。

2024年12月1日(日)
廿日市市PTA親善競技大会

 「第37回廿日市市PTA連合会親善競技大会」が、グローバルリゾート総合スポーツセンターサンチェリーで開催されました。
 各学校単位のPTAが、「ペタンク」と「ワンバウンドふらばーるボールバレー」の2つの競技に参加して親睦を深めます。

 廿日市中学校PTAも、それぞれの競技に2チームずつが参加しました。各試合とも熱戦が繰り広げられ、廿日市中学校が出場するときは、一緒に練習を重ねた廿日市小学校と佐方小学校の皆さんが応援をしてくださり大変盛り上がりました。廿日市中学校区3校の強い絆を感じました。応援ありがとうございました。

 2競技とも、廿日市中学校から1チームずつが1位グループに進み、「ワンバウンドふらばーるボールバレー」は惜しくも準決勝で敗退しましたが、「ペタンク」は、なんとスーパーショット連発で見事優勝を飾りました。

 親善と言いながら、ついつい一生懸命になってしまいますが、珍プレー・好プレーの連発で、楽しく交流を深めることができました。朝早くから準備、そして運営をしてくださったスタッフの皆様、ありがとうございました。

 「ペタンク」の優勝トロフィーは、校長室前に展示しますので、来校された際は、是非ご覧ください。