2023年1月31日(火)
生徒会サミット

 廿日市中学校生徒会執行部の3名が、放課後、廿日市市生徒会サミットへオンラインで出席しました。このサミットでは「みんなが安心して過ごせる学校づくりのために今後の生徒会活動で大切にしたいこと」について交流します。
 サミットには廿日市市内の各中学校の生徒会代表が参加し、全員を5、6名のグループに分けて、それぞれのグループで、いじめのない学校、みんなが通いたくなる学校をテーマに意見を交換しました。
 廿日市中学校の代表者は、それぞれ画面越しに、自分自身の考えを交流しました。今回協議したことを、全校生徒へ伝えて、生徒会活動が充実することを期待しています。

2023年1月31日(火)
宮島学習

 1年生が「ふるさと廿日市」の学習の一環で宮島に来ています。
 班ごとに行先を決めて、自分たちで計画したコースを、フィールドワークをして巡っています。宮島には何度も訪れている生徒たちも、仲間と学習するために来島するのは初めてで、もみじまんじゅうづくりや、杓子づくりも初体験だそうです。
 杓子づくりでは、何も模様のない杓子を一本ずつ渡され、磨いたり少し削ったりして、きれに仕上げ、焼き印を押して完成です。思い出の一品と写真を撮って次の見学地に向かいます。
 「楽しかったー。」「揚げ紅葉がおいしかったー。」と帰りの船では教室とは違う姿で感想を言い合う様子に、今日の学習の成果を感じます。
 今日体験したことは、グループごとに撮った写真などを使ってまとめ、発表するそうです。自分たちが体験していないことを知ることができると、さらに世界遺産宮島の魅力への理解が深まりそうですね。

2023年1月31日(火)
蛍光灯とLEDライト

 2年生が理科の授業で、電気エネルギーの学習に取り組んでいます。今年度、校内の教室や特別教室などについて、蛍光灯からLEDライトへの取換工事が行われました。そこで、これまで使用していた各教室の蛍光灯と今使用しているLEDライトとを比較して、電気代がどれくらい違うのかを、学習した電力量から考える課題にグループで取り組みました。
 蛍光灯で実際計算してみると、「理科室だけでこんなに電気代がかかるん。」と驚いた様子でした。これが、LEDライトでは消費電力量が少なくなり、電気代も抑えられるわけですが、どちらにしても学校では電気代がこのくらいかかっているという実感をもつことができます。
 電気のつけっぱなしが、どれだけ無駄な電気代がかかるかということ気付いて、移動教室の時は、各クラスで気を付けてもらえると嬉しいです。

2023年1月31日(火)
生徒玄関・渡り廊下改修工事11

 工事中の北棟(教室棟)と南棟(管理棟)をつなぐ渡り廊下に手すりが設置され、それらしくなってきました。2階・3階の渡り廊下の途中には、多目的トイレが設置される予定です。まだ、箱の形ですが、これからいろいろな設備が整っていく予定です。
 今、全面を覆っている防音シートも、2月の中旬には外されると聞いています。シートがなくなれば、全容がはっきりと分かりますね。業者の皆さん、寒い中、毎日ありがとうございます。

2023年1月30日(月)
動きを確認しながら

 1年生が保健体育科(体育分野)のダンスの授業で、引き続き廿中ソーランに取り組んでいます。グループごとに分かれての練習では、タブレットを活用して自分たちの踊りを録画し、VTRで動きの確認をしています。
 「手をもう少し上げた方がいい。」「リズムが合ってない。」など、VTRを通してグループで課題を共有し、個人やペア、またはグループで、課題の解決に向けて、それぞれが主体的に取り組んでいます。
 精度が上がるにしたがって、少しずつみんなの気持ちが一つになっています。

2023年1月30日(月)
紙芝居づくり

 3年生が技術・家庭科(家庭分野)の「幼児の生活と家族」の授業で、紙芝居づくりに取り組んでいます。コロナの感染防止のため、今は、幼児の観察や幼児との触れ合いができる保育実習には行けませんが、絵本の読み聞かせをする実習を想定して、グループで紙芝居の発表をするそうです。紙芝居にするお話は、各グループで一冊選んだ絵本です。
 製作の様子を見ると、協力して楽しそうに色を塗ったり、切り抜いたりしています。舞台となる草むらをつくったり、小道具の小銭をつくったり、本格的な紙芝居になりそうです。
 テーマもグループごとに異なり、いつも使われずにさびしい思いをしている黒いクレヨンが最後に大活躍をする話、下の子が産まれたけれどちょっとだけ話を聞いてほしい上の子の気持ちを描いたもの、初めてのおつかいのドキドキなど、保育園の子どもたちに聞かせたら楽しく、そして心が温かくなるようなものばかりです。
 実習はありませんが、実際に小さな子どもに絵本を読むときがきたら、今回発表する絵本は、おすすめの一冊として自信をもって紹介できそうですね。

2023年1月27日(金)
GIGAスクール参観

 2年生の6時間目は「GIGAスクール参観」で、タブレットを活用した道徳科の授業を保護者の皆様に参観していただきました。「困った王様」という読み物教材をもとに法律を守ることの大切さ、難しさについて理解を深める内容でした。
 事前に実施したアンケートの結果が円グラフで電子黒板上に提示されます。「きまり」に対するみんなの傾向が一目で分かります。その後、先生たちによる劇がビデオで映し出され、王様役の先生の笑い声が響くと、教室でもつられて大きな笑いが起こります。授業への意欲がいっきに高まったところで、読み物資料を担任の先生が朗読します。
 「きまりがあるから平和になったので、全員の幸せのために、法律は変えるべきではない。」「そんな貧しい家庭が出るのも王様の責任だから、処罰はしない方がよい。」等と、様々な角度から意見が出されます。最後に全員の意見が電子黒板に映し出され、自分とは異なる多くの考え方に触れることができます。
 道徳の授業では、今持っている自分の価値観や考えを再吟味することが重要なプロセスとなります。ICT機器の活用によって、瞬時に多くの異なる考え方に触れられるので、これからも道徳科の授業ではICTが大活躍しそうです。

2023年1月27日(金)
今年度最後の読み聞かせ

 今年度最後になる朝の読み聞かせは1年生です。5名の読書ボランティアさんが、今回1年生のために用意してくださった本は、1組「いろがみえるのはどうして?」、2組「OWL MOON 月夜のみみずく」、3組「十二のつきのおくりもの『エパミナンダス』より」、4組「ゆきのひ」「力いっぱい生きる」、5組「ストーリーテリング クナウとひばり」です。
 「みんなが真剣に聞いてくれて、本当に楽しかった。」と、読み聞かせを終えた読書ボランティアの皆さんが嬉しそうにお話をされているのが印象的でした。生徒の皆さんの聞く態度は、読書ボランティアさんが気持ちを込めて語ってくださる思いを大切にする(他を尊重する)という、日頃の成果だと思っています。

 是非来年も、生徒たちの成長に力を貸していただければと思います。読書ボランティアの皆さん、1年間ありがとうございました。

2023年1月26日(木)
跳び箱運動

 2年生が保健体育科(体育分野)の器械運動の授業で、跳び箱運動に取り組んでいます。今日は、踏切りの位置や着地を意識して、学校でも学習した切り返し系の開脚飛びについて学習しています。
 最初は全員が4段の跳び箱からはじめて、その後、4・5・6・7段の跳び箱をそれぞれ用意し、自分の技能に合わせた跳び箱を選択して開脚飛びに取り組みました。

 何回か取り組むうちに、それぞれが上手く跳べるコツをつかんでいるようでした。基本的な技を今よりさらに滑らかに跳んだり、難易度が高くなる発展技にも積極的に挑戦したりして、成功したときの楽しさや喜びを跳び箱運動で味わいましょう。

2023年1月25日(水)
メロスの試練

 2年生が国語科の授業で、太宰治の「走れメロス」の学習をしています。今日は主人公メロスが走る途中で遭遇する試練について読み取ったことを表にまとめています。
 長い文章なので、一つ一つの試練の内容を読みとってまとめるのにも時間がかかりますが、みんな粘り強く取り組んでいます。周りの人と確認し合う時間では、活発に交流し、自分の考えたことを友達にしっかりと説明しています。

 丁寧な読み取りを重ねる学習の後で、主人公メロスに関わる問いが用意されているとのことです。それまでの読み取りを生かしてじっくり考える課題のようです。

 「走れメロス」は中学校2年生の教材として長く取り上げられてきた不朽の名作です。メロスに伴走するようにメロスの心の動きに寄り添いながら読みとることで、走り抜けたメロスの心情を深く読みとることができそうですね。

2023年1月25日(水)
PTA「朝のあいさつ運動」最終日

 7月の3年1組から順に、定期的に行われてきたPTA学年学級委員会主催の「朝のあいさつ運動」ですが、今日の1年5組で最終日を迎えました。
 よりによって、今日は最強寒波の影響で、大雪の上、路面は凍結という最悪のコンディションでしたが、1年5組の生徒や保護者の皆さんがグラウンド正門前に集まってくれました。
 登校してくる生徒への「おはようございます!」という元気なあいさつは、一瞬ですが、ほっこりして寒さを吹き飛ばしてくれます。
 朝早くから、寒い中、ありがとうございました。これからも、気持ちのよい1日になるよう、気持ちのよい朝のあいさつから始めたいですね。

2023年1月25日(水)
大雪の朝

 今朝は昨日からの大雪で、吹きさらしの廊下が多い廿日市中学校にはあちこち雪が積もっています。登校した生徒の皆さんが困らないように、早朝から先生たちが、グラウンド入口や各校舎を手分けして除雪を行いました。
まず、雪をほうきで掃いて、それから滑らないように、 凍った箇所を削りましたが、それでも、雪がところどころ残っていて、通りにくい所、滑りやすい所もあったかと思います。
 注意してゆっくり歩いたり、譲り合ったり、お互いの安全のための雪の日の過ごし方を学んでもらえればと思います。

2023年1月24日(火)
防犯カメラ改修・設置工事

 3年生は、学年末試験のテスト返しで一喜一憂。1・2年生は、公立高校の1日での入学者選抜をにらんで、1時間目から5時間目までを通して実力テストに臨んでいる、そんな1日です。
 その合間を縫って、業者の方が防犯カメラの改修・設置工事をしてくださっています。生徒玄関・渡り廊下の改修工事の関係で、防犯カメラの付け替えをしなければならないので、それに合わせて学校内にある3か所のカメラを新しいものに付け替えます。

 カメラから職員室までの配線工事も大変そうです。生徒たちの安全のため、寒い中でのお仕事ありがとうございます。

2023年1月24日(火)
実力テスト(1年生・2年生)

今日は1・2年生が1時間目から5時間目まで5教科の実力テストです。
 この実力テストは学力の定着状況を見るとともに、広島県の公立高校の入試が今年度から1日で5教科実施となったので、そのテスト日程に慣れるという目的もあります。
 1年生は初めての実力テストで、5時間続くテストにちょっと疲れ気味でした。手応えを聞くと「全く分からなかった。」「まあまあできた。」「時間が余った。」など、反応は様々。でも、どのクラスも素早く解答用紙や問題用紙を集め、協力しながら出席順にきれいに並べてくれます。「こっちが下だよ。」「早くしよう。」と声を掛け合う姿がとても頼りになります。
 採点されて返ってきたら、客観的なデータが添えられているので、自分の得手不得手を把握しやすいと思います。来年度の進級に向けて学習の参考にするとよいですね。

2023年1月23日(月)
廿日市中学校区3校合同研修会

 オンラインで廿日市中学校区(廿日市小・佐方小・廿日市中)の3校の先生たちが合同で研修を行いました。校区の子どもたちが9年間で心身ともに健全に成長し、かつ必要な学力を身に付けられるよう、お互いの授業を参観したり、取組の成果や課題を共有したりします。
 今年度は佐方小学校が担当で、授業は佐方小学校の低・中・高学年のそれぞれの授業をVTRで参観しました。佐方小学校では国語科の説明文の読解や表現に力を入れて研究をしてきたとのことで、どのクラスも意欲的に自分の考えを堂々と述べていました。授業を見て中学校の先生たちは、小学校で付けた力を中学校でもしっかり伸ばしていきたいと思いました。
 今年度はコロナ禍ということで、オンラインでの研修でしたが、来年度は直接3校が行き来しながら授業参観したり、お互いの顔を見て話をしたりといった活発な連携ができるようになることを願ってます。

2023年1月23日(月)
プログラムカラフルクロック

 3年生が技術・家庭科(技術分野)の授業で、プログラミングの学習をした後、木材加工とコンピュータの計測・制御を組み合わせたプログラムカラフルクロックの製作に取り組んでいます。
 置時計型やペン立て型など木材で製作する箇所を工夫して、最後に液晶時計基盤を取り付けて完成です。液晶時計基盤は、光センサーでLEDがカラフルに光ったり、ブザーが鳴ったり、自分で作った音楽が演奏されたり、プログラムで自由な設計ができるため、探究心が培われます。作品もそろそろ完成が近づいてきましたね。

2023年1月23日(月)
旅立ちを見送る準備

 1年生が保健体育科(体育分野)のダンスの授業で、引き続き廿中ソーランに取り組んでいます。今日は短く音楽を切って一つ一つの踊りの動きをリーダー中心に確認しています。
 「動きはあっているけれど頭が下がっている。」「7でしゃがんで8で伸びあがる。」と、リーダーはメンバーたちの動きをしっかり見て、リズムが合わないところを指摘し、自分がやってみせます。するとメンバーたちは「全然違うじゃん。」「できてないじゃん。」と、自分の動きのズレに気付き、粘り強く修正を試みます。

 体育館に伸びる廊下の脇には、花植え作業で植えた花たちが寒さに負けず咲き続けています。旅立ちを見送る春の空気が学校に漂い始めています。

2023年1月23日(月)
極楽寺山

 今週は、年末の寒波よりも強烈な寒波がやってくるということで、注意が必要です。今朝は、廿日市中学校から見える極楽寺山にうっすらと雪が積もって、幻想的な風景が見られました。
 -4℃とも-6℃とも言われている今後の寒波に備えて、学校では水道管の凍結防止のため、水を少しずつ流して退庁する措置をとっています。

 道路の積雪・凍結も心配です。天気予報をよく確認して、余裕をもって登校しましょうね。

2023年1月22日(日)
都道府県対抗男子駅伝&ブラスフェスティバル

 日曜日の廿日市市は賑わいました。3年ぶりに開催された「第28回全国都道府県対抗男子駅伝」の第3区と第5区は、廿日市中学校区内の佐方川から可愛川までの国道2号線を、沿道の声援を受けながら選手が駆け抜けていきます。特に広島県チームがやってくると大変盛り上がります。将来、廿日市中学校からこの区間を走る生徒が出てきてほしいなと思っています。
 一方、ウッドワンさくらぴあ大ホールでは、廿日市市内の吹奏楽まつりでもある「第37回ブラスフェスティバル」が開催され、本校吹奏楽部も出場し、3年生が引退した新チームが、大舞台でのびのびと演奏を披露してくれました。

 新型コロナに気を付けながら、少しずつ、これまでの活気が戻りつつあります。でも、油断は禁物ですね。

2023年1月20日(金)
北海道を満喫する旅行プランを考える

 2学年が社会科の授業で北海道について学習しています。
 探求課題として、「3泊4日で北海道を満喫する冬の旅行プラン」をグループで考えています。地図を広げ、どのルートにするのか、その土地に何があるのかを地図記号を見たり、移動手段を考えたりしながら話し合っています。

 発表では「北海道の自然を楽しもう」「北海道完食ツアー」など、ツアー名を紹介してグループで考えたプランを伝えます。どのグループも魅力的な旅程ばかりです。

 最後に北海道がなぜ多くの農産物を出荷したり、観光客をひきつけたりしているのかをこれまでの学習を踏まえて個人でじっくり考えています。書かれていることを見ると「移り住んだ人たちが苦労して農作物が作れるよう改良してきたから。」「他の地域にない広大な土地、豊かな自然を生かしているから。」と、既習した事柄をしっかり理解している内容が多かったです。

 広島県と全く異なる気候、産業などの特色がある北海道について、その魅力を様々な角度から理解し、感じることができましたね。

2023年1月19日(木)
古典の名言を引用して

 3年生が国語科の授業で学習した古典の名言を引用して、1・2年生のみんなへ向けてメッセージを書いてくれました。
 3年生からのメッセージは、北校舎の2階から3階に上がる踊り場に掲示されています。メッセージの対象は、「1・2年生全体」「自分が所属していた部活の後輩」、「目標に向けて頑張っている人」「漢字が嫌いな人」「学校や勉強が楽しくない人」「悩みを抱えている人」「今モテている人」など様々です。

 古典の名言を自分の経験に当てはめ、1・2年生へ分かりやすく解説してくれています。3年生からのアドバイスを参考に、自分の学校生活を振り返ってみるのもよいですね。

2023年1月18日(水)
心ってどこにあるの?
 
 1年生が保健体育科の授業で「心の発達と大脳」について学習をしています。

先生が「心ってどこにあるの?」と聞くと、自然と頭に手がいく人が多く、「どうして頭だと思ったの?」と質問されると「胸って思ったけど、考えるとしたら頭だから。」と、何人かが答えます。そこで先生が「大脳」という今日の学習のキーワードを出され、学習目標の提示につなげます。
 「自分で洋服を買うとき、どんなことを考えて決めていますか。」という問いかけに「自分に合っているか。」「季節感があるか。」「ずっと使えるか。」「自分の持っているものと合うか。」といった発表があると、「考えたことなかったー。」と、驚きの声が上がります。多くの視点から考えられることが大脳の働きの一つ、「知的発達」をしている証になるそうで、先生ご自身のお子さんの話を例に出しながら分かりやすく説明をされます。
 そして心の発達、すなわち大脳の発達には刺激が欠かせないそうです。「こうやって学校に来て多くの人と関わることもそうだね。」と、「刺激」の具体例を「今ここに学校に来ていること」と聞くと、納得の雰囲気が広がり、自分の成長に実感が沸きます。
 学校で授業を受けたり、いろんな人と関わったりすることで、どんどん心が成長していくと思うと嬉しいですね。
2023年1月17日(火)
臨時朝会(表彰式Ⅲ)

 今日は臨時朝会がオンラインで行われ、2学期に様々な取組や活動をして表彰された皆さんの表彰披露が行われました。表彰される人たちが大変多かったため、3学期に入って今日が3回目の表彰式となります。
 今日は広島県の科学賞、意見発表会の「VOICE」、運動部の各種大会での入賞の披露でした。科学賞では研究題目も披露され、「向かい風でもヨットは進むのかの研究」、「飲料や調味料に色がつく理由とは?」、「環境にやさしいプラスチックの研究」といった、身の回りのもので興味をもった事柄や環境問題を踏まえたものなどが紹介されました。科学研究のテーマの設定に悩む人も多いと思うので、来年に向けての参考になった人もいるのではないでしょうか。

 これからも、廿日市中学校では、運動、文化、科学、芸術といった様々な分野で活躍した人たちを取り上げ、積極的に表彰していくことで、それまでの努力や興味に応じた探求心が育つよう応援していきます。
2023年1月16日(月)
伝統の廿中ソーラン

 1年生が保健体育科(体育分野)のダンスの授業で、伝統の廿中ソーランに取り組んでいます。廿中ソーランは、廿日市中学校で伝承されてきたリズムに乗って全身で表現する踊りで、最後は3年生に対して、これまでお世話になった感謝の気持ちを込めて発表します。
 1年生の各クラスのリーダーを中心に、グループに分かれて、仲間の動きのサポートをしたり、学習課題の解決に向けて仲間に助言したりしながら、それぞれが積極的に練習に取り組んでいます。

 今回の学習を通して、みんなが気持ちを一つにして表現する楽しさや喜びを味わってくださいね。

2023年1月14日(土)
新春 佐方 大とんど祭り

 地域の伝統文化の継承と連帯意識の高揚を主な目的として、3年ぶりに「新春 佐方 大とんど祭り」が佐方小学校のグラウンドを会場として開催されました。 2年間コロナで中止になりましたが、小学生の頃、この伝統行事に参加した廿中生も多いのではないかと思います。
 とんど祭りは、正月飾りを目印に家にきてくださった年神様を、正月飾りを燃やした煙とともに見送り、家内安全や無病息災などを願うとされています。

 また、一緒に燃やした書初めが、高く舞い上がれば習字が上達すると言われ、餅などを竹に挟んで残り火で焼いて食べると、風邪をひかず1年を健康で過ごせるとも言われている古くから地域に伝わる伝統行事です。

 卯年に生まれた人たちにより火がつけられ、周囲から火柱が上がると、時々竹が「ポン!」とはぜる音が聞こえたり、燃え上がったものが灰になって降ってきたりして、子供たちは大喜びです。
 最後は、用意された竹にお餅やマシュマロを挟んで、残り火でじっくりと焼けるのを待ちます。これを食べると、今年1年元気に過ごせそうですね。ふるさとの大切な伝統行事を継承するため尽力いただいた、地域の皆様、消防団の皆様、用意から後片付けまでありがとうございました。

2023年1月13日(金)
教え合いから学び合いへ

 3年生が数学科の授業で、円周角と中心角についての問題に取り組んでいます。班の仲間が悩んだり、困ったりしていると、一方的に何かを教えるのではなく、どうやったら課題解決に導けるか、悩みを共有しながら一緒に問題に取り組んでいます。
 課題を解決できた生徒は、「とても説明が分かりやすい。」と感謝し、一緒に課題解決に取り組んだ生徒も、仲間の悩みが解決できてうれしそうです。
 このように、悩んだり、困ったりしたことを共有して一緒に課題解決に取り組んだり、仲間どうしで解決方法の確認をしたりするなど、学び合いを通して、人と人との温かいつながりや感謝の気持ちなどを大切にしてほしいと思っています。

2023年1月13日(金)
先生、それぞれの工夫で
 
 3年生は社会科の授業で、金融の仕組みについて学習をしています。金融の種類や機関の説明に、お手製の短冊が出てきて黒板に貼られ、難しい語句も頭に入りやすいです。

 2年生の英語科では、基本的な文法を繰り返し音読して覚えています。先生が音が鳴る〇×のアイテムをもって、一人ずつ繰り返しの音読ができれば「ピンポン」の音を響かせます。その後、全員でできたことへの拍手を皆でして、学ぶ楽しさによる一体感が教室に生まれます。
 1年生の国語科では、説明文の全体構造を黒板いっぱい使って先生が細かく説明されています。途中「タクシーは便利っていうけど、お金がかかるから不便じゃないですか。」という生徒の質問に「私も学生時代1時間半かけて本屋まで歩いて行っていました。タクシー代、たしかに高いよね。」とご自分の体験を用いて質問に返され、教室が和やかな雰囲気になります。
 どの先生も、学習内容にあった工夫や雰囲気づくりをしておられます。3学期スタートの週、廿日市中学校では授業が順調に進んでいます。
2023年1月12日(木)
比較表現(比較級・最上級・原級)

 2年生が英語科の授業で、比較表現(…erthe …est)(more …the most …)(betterbest)(as … as ~)を用いた文の形・意味・用法について、復習をしています。
 タブレットを活用して、聞く活動や読む活動をペアで行ったり、書く活動を個人で行ったりしながら、比較表現(比較級・最上級・原級)を使った英文を確認をしています。
 これまで学習したいろいろな比較表現を用いて、日常的な話題のやり取りなどができるようになると楽しくなりますね。

2023年1月11日(水)
新執行部初めての生徒会専門委員会
 
 今日は新執行部になって初めての生徒会専門委員会です。また、3学期になって初めての委員会でもあるので、出席している人たちもみんな緊張気味です。

 委員長・副委員長はみんなにとって廿日市中学校の生活がさらに充実したものになるよう、「朝の読書の呼びかけは必ず前に出てしてください。」「気づき掃除をする箇所を共有できるようにしたいと思います。」など、それぞれの委員会の活動や取組内容について見直した上で、具体的で分かりやすい提案をしていました。
 先輩たちの紡いだ伝統を受け継ぎ、さらによりよい廿日市中学校にするために、意欲的に司会進行する新委員長たちの姿がとても頼もしく見えました。
 これからも活躍を期待をしています!
2023年1月10日(火)
ダイヤモンドの輝きの秘密

 1年生が理科の授業で、「なぜダイヤモンドは美しく輝くのか?」について、学習した光の反射や屈折などの光の性質から、その秘密を探究しています。
 ダイヤモンドの輝きを引き立てると言われているエメラルドカットとブリリアントカットについて、先生が資料として示してくれた「ダイヤモンドの入射角と屈折角の関係」の表や図などから、作図しながら自分で考えたり、班で考えを交流したりして、その秘密に迫っています。

 今は、なかなか本物のダイヤモンドを見ることはないかもしれませんが、将来、もしダイヤモンドを購入することがあれば、ダイヤモンドの品質の評価にあたって、今回学習していることが役立つかもしれませんよ。

2023年1月10日(火)
始業式・認証式・表彰式

 今日から3学期がスタートし、1時間目は始業式・生徒会執行部認証式・表彰式があり、リモートで各クラスに配信されました。
 まず、校長先生の式辞では、卯年は飛躍が期待されるという意味で、何かを開始するのに縁起がよく、好転するよい年になると言われているとのことです。目標に向けて努力で培ったものを土台にし、大きく飛躍する年にしてほしいと述べられました。

 表彰式では、2学期の新人大会の表彰、そして情報科学部のワープロ検定合格の表彰がされました。総勢9団体33名の表彰で長時間に及ぶ披露となりましたが、それでもまだ2学期分が終わらず、明日11日と17日に臨時朝会として表彰披露を行う予定です。それだけ、廿日市中学校の皆さんがいろいろな活動、取組を通して、所属の団体や主催の団体に認められたということですね。

 今年の目標を改めて明らかにし、みんなでうさぎのようにジャンプする跳躍の年にしたいですね。

2023年1月6日(金)
生徒会サミット事前交流会

 今回で第7回目を迎える「廿日市市生徒会サミット」は、廿日市市内の中学校10校の生徒会代表が集まり、各校における生徒会活動の情報交換や意見交換を行うとともに、設定したテーマについて協議し、相互に理解を深めることで、市内の生徒会活動の活性化を図り、身の回りの問題を自ら解決しようとする自主的・実践的な態度を育むことを目的として行われています。今回のテーマは、「みんなが安心して過ごせるいじめのない学校にするために」です。
 今日は、1月31日に実施される生徒会サミット全体会に向けて、各校3人ずつがグループ別に分かれ、オンラインの事前交流会に参加しました。交流会では、生徒会サミットの趣旨を確認し、他校との交流から自校の実態や課題から今後の取組やその方針を整理して、31日の発表につなげる足掛かりにします。

 参加した生徒は、画面を真剣に見つめ、熱心にメモを取っていました。今日交流したことを参考に、安心して過ごせる廿日市中学校にするためのアイデアをたくさん出して、具体化していけるといいですね。

2023年1月6日(金)
廿日市中学校設立の父(校長先生のお話から)
 今日は校長先生が職員朝会で、「卯年にあたって」と題して、新年最初のお話をされました。その中で、廿日市中学校開設の父と言われる佐伯好郎博士の話を取り上げられました。
 現在の校訓は佐伯博士の言葉によるものです。その佐伯博士は地域の子どもたちの教育のため、「廿日市中学校」設立のために尽力された大恩人です。特に、土地と建物の確保には大変苦労されたとのことで、当時、民間会社所有の荒地(現在の廿日市中学校の場所)に着眼し、その土地を購入するまでのいきさつが折々の創立周年記念誌に綴られていました。また佐伯博士のご苦労で創立できても、当時は運動場もなく周りは雑草が生い茂っていて、それを先生や生徒たちがクワやシャベルで草取りをし、少しずつ整地していったそうです。(満潮時は、運動場に潮だまりができていたとか…)
 それから76年目の今年。こうやって多くの生徒、先生たちが集って廿日市中学校で授業や部活、行事などができるのも、創設に関わった地域の先人たちの地域愛や子どもたちの未来を思う気持ちがあったからだと思います。
 卯年の今年は、これまでの努力が実を結び、勢いよく成長し飛躍する年と言われています。校長先生のお話から先人への感謝の思いを新たにし、気持ちよく新年のスタートを切り、廿日市中学校がさらに飛躍できるよう、先生たちは今日も準備に余念がありません。
2023年1月5日(木)
新執行部始動!

 新執行部のメンバーが朝から生徒会室に集まって、令和5年度のスローガンを検討しています。新年早々の始動にやる気を感じます。
 新生徒会長にメンバーの様子を聞くと「とてもよい雰囲気です。みんな仲良く和やかです。」とのことです。他のメンバーに会長のことを聞くと「頼りになる会長です。」と、リーダーに強い信頼を寄せているようでした。
 新スローガンには、これまで先輩たちがつなげてきた伝統を受け継ぎつつ、新しい伝統をつくるという思いを込めたいとのことです。ホワイトボードにはすでに幾つかの案が書かれ、メンバーそれぞれが自分の意見をしっかりもっているようでした。
 廿日市中学校76年の伝統と、大きく変わる時代の波を感じながら、新しい廿日市中学校を目指して新執行部が力強く引っ張っていってくれそうです。

2023年1月4日(水)
新年スタート!(練習はじめ)

 あけましておめでとうございます。昨年中はたいへんお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 廿日市中学校の新年は今日からスタートです。体育館にかかる朝日がひときわまぶしく感じられます。

 部活動は今日からスタートする部もあり、朝から続々と「練習はじめ」に集まる姿が見られました。「練習はじめ」とあって、ウォーミングアップと新年の必勝祈願を兼ねて、廿日市天満宮に走りに行く部もありました。先生たちも一緒に走ったそうです。

 サッカー部は円陣を組んでミーティングをし、先生から目標の確認と新年の予定を伝えられます。そして、大きな声で挨拶をする声が清々しくグラウンドに響き渡り、練習スタートです。
 年の干支、うさぎにあやかって誰もが跳躍する1年にしたいですね。